祈りのカルテ原作は漫画?みんなの感想は?

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『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録』は日本テレビの人気ドラマですが、漫画が原作では?との声が多いとのことで調べてみました。

『祈りのカルテ』は研修医・諏訪野良太が初期臨床研修の中で起こる謎を解き明かす医療ミステリー小説で、全5話の連作短編集でありシリーズ累計22万部の人気小説だとのことです。

そして作家は沖縄県出身の内科医でもある知念実希賭人さんで、漫画化はまだされていませんでした。

https://twitter.com/inorinokartentv/status/1596502318799015942?s=20&t=MW95D1mnMsmsLDWS6gBMNw


感想・・・1

このストーリーは研修医がスーパーローテートで様々な科を回る中で巻き起こるストーリーをドラマにしています。最初の話は主人公が精神科での研修に入ります。指導医の女医を演じるのは松雪泰子。タロット占いをする謎の医師です。患者で運ばれてくるのは大量の薬物を飲んで運ばれた女性。何があったのか、どのような人なのかを聞く事は通常の医療ドラマと一緒です。でもこのドラマには患者が喋らない事実について主人公が紐解いて行くのがこのドラマ。今回の患者女性が薬を飲んだわけはDVの被害を受けていて、それから逃れるために飲んでいたけれど話すことが出来ずに苦しんでいました。内容としては複雑化している現代をわかりやすくコミカルに描いている印象を受けました。皆がそれぞれに抱える問題が多様化している現代にあった内容だと感じました。ほんわかする部分もあれば複雑化して描いている内容もあり見る方によってはとてもわかりやすく感じました。医療ドラマですが探偵のようになぜという疑問を追求している部分もあるので、見やすいドラマだとは感じます。しかし、同じようなテンポで進むため見飽きてしまう方もいるのではないかなと思います。



感想・・・2

看護師をしています。最近の医療ドラマは、真の現場とは全く違う、ヒーローものみたいな事実とかけ離れた内容が多くて、辟易していたのですが、このドラマは、一味違いました。TVショーであるという制限の多い中で、せいいっぱい現場に近いリアルな医療現場を描いた秀逸な作品だと感じさせられました。研修医のとまどい困惑する姿、指導医の優しさ、温かさなどが実に丁寧に描かれており、重いテーマでありつつも暗くなり過ぎず、くすっと笑えるシーンも満載で本当に楽しめる作品だと思います。今回は「精神科」という特異な科での出来事でしたが、指導医や研修医たちの個性がうまく引き出されていて、短時間で、ドラマの全体像かつかめる上、一話完結のストーリーとしても楽しめるという、素晴らしい構成と脚本内容でした。指導医の立石の温かくも熱意ある指導には、心打たれました。(実際にはあんな素敵な先生は、ごく少数ですが(笑))また不器用でまだまだ未熟ながらも、丁寧に患者さんに対応する主人公の姿もすごく爽やかで、きっと彼は素敵な医師になるんだろうなと感じさせられました。今後の展開もすごく楽しみですし、毎週見たいと思っています。週末の素敵な楽しみができました。



感想・・・3

「外科」がテーマだということで、手術室の場面がなんどかでてきましたが、看護師である私にとっては「それってあるある」と思えるシーンが満載で、大笑いさせてもらいました。主人公が清潔な手袋で頭をかいてしまうシーン、寝そうになって手術室から追い出されるシーン、手術をした直後に平気で焼肉を食べる外科医たちに困惑するシーン、うちの病院でも同じようなことがあったなあと感慨深く拝見しました。ストーリー自体も、愛情と思いやりがあふれていて、指導医の心の広い対応に、ちょっと胸があつくなりました。こんな素敵な先生、実際にいらっしゃったら、超尊敬してしまいます。また、精神科の医師、立石も再び登場し、こちらも研修医たちを陰ながら見守りつつ励ますという内容で、みていて幸せな気持ちになりました。この先生も、すごくいいキャラクターなので、毎回登場させてほしいですね。次の研修は「産婦人科」だということで、物語のラストには、さっそく産婦人科の指導医から、洗礼をうけるシーンが描かれていました。そのシーンを見ただけでも、大笑いさせられてしまい、今から次の土曜日が待ちきれないほど楽しみにしています。元ヤンだと噂の指導医と、どう対峙していくのか、期待しています。



感想・・・4

始まりですぐ堀田真由さんのアップになったので、チャンネルを合わせるのを間違えたかと思いました。オフィスで仕事中でコーヒーを飲んで苦しみ始めて倒れてしまったのを見て間違ってはいなかったと思いました。バリバリ仕事をしたい若い女性を襲った謎の病は命に別状は無いけど、治らない病気でした。「急性間欠性ポルフェリン症」と言う病名は初めて聴きました。それを振られてすぐに病気の特徴を言える良太は優秀ですね。病名が分かってめでたしとなるにはまだ時間があるからまだ一山あると思ったら激しい腹痛に襲われたかおりさん。原因がはっしりしない病気を探す総合診療科はホームズとワトソンが必要ですね。井手伸也さんのお得意の分野ですね。「カルテがすべて教えてくれた」と良太が言う台詞は金田一一が「じっちゃんの名にかけて」とか江戸川コナンが「探偵さ」と言うのと決め台詞と同じですね。病気の原因が分かった筈なのに腹痛の原因は何とお母さんが勧めた薬と赤ワインのせいでした。急性間欠性ポルフェリン症はお母さんからの遺伝で、お母さんは仕事に邁進する娘を心配してのことでした。代理ミュンヒハウゼン症候群かと思いました。気持ちは分からなくはないですが、お母さんのエゴですね。良太も義理のお父さんとの関係に戸惑ったままだし、親子の関係は血が繋がっていても難しいものです。そこはカルテには書いてないので。でも、かおりさんは仕事を辞めてお母さんと仲直りして良かったですね。



まとめ

お人好しで他人の表情や雰囲気の変化に敏感な研修医・諏訪野良太が、さまざまな科で臨床研修を積みながらカルテの情報をもとに患者が抱えている秘密や事情を読み解いていくこのドラマは、各医師の名台詞も話題になっていますね。

その他にも「あるあるネタが多い」との声も多く今後の展開も楽しみですね。



 

 

 

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